誰しも、学校で試験を体験されたと
思います。
教科書を一度、読んだら内容を
記憶できる神童であれば苦労はしませんが
ほとんどの人が試験へ向けて必死に
勉強されたでしょう。
その時、どんな勉強方法をされましたか?
机に座ってひたすら教科書を読まれて
いたでしょうか?
または、教科書の重要部分をノートに
びっしり書き写したりされていたでしょうか?
実は、後者の方が記憶力を強化する上で
有効な方法なのです。
その方法がどんな方法なのか紹介します。
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五感で記憶を強化する!
小学生の頃は、新しい漢字を
ノートに何回もかいたりされていたでしょう。
また、高校や大学受験では英単語などを
ひたらすらノートに書いて覚えたという人が
多いと思います。
これは、一見すると単純作業の繰り返しのように
みえますが、記憶術としては、理にかなっているのです。
何かを覚えようとするとき
目でみただけより、手で書くという
作業も一緒にしたほうが、より記憶に
残りやすいのです。
同時に行うというのは「書く」という行為に
限りません。
例えば「聞く」という行為も記憶を強化する
上で効果的です。
英文を読むとき、声に出して覚えろといわれるのも
この為で、声に出し、さらにそれを自分の耳で
聞くことで、目で読むだけのときより
英文が頭に入りやすくなります。
目や耳、口などさまざまな感覚を動員すれば
脳にはいろんな方向から刺激が与えられます。
その結果、記憶力が強化されます。
つまり、記憶は五感をフル活用するほど
確かなものになるのです。
また、声に出すというのは能動的行為で
耳で聞くというのは受動的行為ともいえます。
その相反する行為を同時に行うことで、脳が
より多く刺激され、記憶として定着するという
こともあります。
五感のフル活用がいかに効果的かは
漢字を書くときを思い出すと
いいでしょう。
どんな字か思い出せないときでも
いざペンを走らせてみたら
意外に書けるということがあります。
英単語などでも、結構、手がつづりを
覚えていたりします。
何かを記憶したいときは
それが重要なものであるほど
目や手、口、耳など五感をフル活用して
覚えたほうがいいのです。
五感だけでなく、歩く、腕を振り回す
などの動作も加えればさらに効果的です。
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