明治安田生命J2リーグの第41節、長崎vs讃岐。
J2のファーレン長崎がホーム最終戦でカマタマーレ讃岐を3―1で下して勝ち点を77に伸ばし、2位を確定させ、初のJ1昇格を決めた。
その功績は、もちろん選手のお陰であるが、もう一人、ファーレン長崎の指揮をとってきた人物がいます。
それはテレビショッピングで有名の「高田社長」。
ここでは、異業種の社長に就任した高田社長の性格や人柄について記載しています。
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経歴から見える性格
経歴から性格を読み解いてみます。
本当の性格は、高田社長自身しか分かりません。
ここでは、性格を推測で書いています。
自身の興味のある物事に熱中する
物事に熱中するこんなエピソードがあります。
長崎県立猶興館高等学校卒業後、大阪経済大学経済学部に進学。
この頃、英語の勉強に明け暮れるていた。
卒業後、京都府内の機械製作会社の阪村機械製作所に入社し、東欧を中心に数年間海外赴任を経験。
英語に興味があったのか、英語の勉強に明け暮れていた学生時代。
その勉強の成果は、かなりのレベルに達し海外赴任の選出にも影響するほどだったのではないでしょうか。
熱中しても、あまり成果をあげられない人もいますが、高田社長は社会で通用するレベルまで高めることができる人のようです。
自立・独立の意欲が強い
こんなエピソードがあります。
翻訳会社を設立しようと退社したが挫折した。
1974年から実家のカメラ店の手伝いを経て、1986年1月、佐世保市三川内本町にカメラ店「株式会社たかた」(ジャパネットたかたの前身)を設立。
前述の、海外赴任で自身の英語力に手ごたえを感じたのか、翻訳会社の設立を夢見て、会社を退社。
しかし、挫折し、起業の厳しさを味わっています。
その洗礼にくじけず、その後、カメラ店を設立。
自分で何かしたいという自立の意欲が強い性格を推測します。
他人との協調性、社交性に優れる
こういったエピソードがあります。
1974年から実家のカメラ店の手伝い・・・
知人を通じて、地元局の長崎放送ラジオの番組内で放送する通信販売コーナーへの出演を依頼された。実際に放送でカラオケセットを売り込んだところ、数か月分の売り上げを1日で達成したことから、通信販売の分野への進出を決意。
実家のカメラ店を手伝っていたというエピソードから、家族間の関係は良好であったように推測できます。
また、知人を通じて出演を依頼されたことから、社交性も優れていたのだと推測します。
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高田社長の人柄
高田社長は普段からも謙虚で気さくな人柄といわれています。
実際に、高田社長にお会いした人が「気さくな人」だったとコメントを残しています。
前述の性格で、「協調性、社交性に優れる」とあるように、元々が「人好き」。
おめでとうございます!
今年6月のベアスタでの鳥栖浦和戦の時に試合前にスタグルエリアで遭遇しては高田社長の方から気さくに話し掛けてくれたのは忘れません。— タカッチ 初めてのニンスタへ (@matsukityudoku) 2017年11月12日
ツイートするほど、気さくな印象があったようです。
「忘れない」には思い入れがありますね。
帰り際、高田社長にお会いしたー
今のレノファの立ち位置を把握されてて(J2だけじゃなくJ3のこともよくご存知…!)エールを頂いた…!!
次は負けないからー!!ヽ(;▽;)ノ(J1に行きますって言われたけど)
とっても気さくな方でした pic.twitter.com/ZDDRRvD7Ud— 紫苑 (@shien_91) 2017年10月15日
「気さくな方でした」とのツイートの中に、記念写真の画像が。
高田社長を真ん中に写真をとられていますが、高田社長の低姿勢で謙虚な様子が伝わる1枚。
後ろでなく、前に手を組み、柔らかい笑顔をカメラへ。
謙虚さが伝わってきます。
経営哲学から見える高田社長の人柄
お客様満足度を重視
高田社長は、売上げ目標を社外にも社内にもほとんど掲げたことがありません。
数字に振り回されると、お客様の目線に立つという事業の本質を見失うためだそうです。
また、年商1000億円の優良企業にもかかわらず、株式上場を考えていないそうです。
上場すれば、株主の意見を考慮しなければならなくなり、経営者が信念を曲げざるを得ない場面が出てくるためです。
そうなると経営に無理が生じ、その悪影響がお客様や社員にも及びかねないと高田社長はいいます。
売上げ目標を掲げないというのは、意外な経営哲学です。
経営者であれば、売上げ目標を掲げるというのは社会一般で認識されていると思います。
そんな中で、売上げ目標を掲げないのは、勇気がいる行為。
おそらく、他の経営者から怪訝な顔をされたのではないかと思います。
しかし、「お客様を大事に」、「お客様の目線に立つ」という事業の本質を貫く為にも、売上げ目標を掲げなかったのです。
自分の信念を曲げない高田社長。
素晴らしい方だと思います。
積み重ねを怠らず、他者の責任にしない
日々与えられた課題を一つ一つクリアするという地道な努力。
そして、苦しい時に他者の責任にしない。
不景気や金融危機など、一個人ではどうにもならないことを言い訳にせず、与えられた環境の中で自分の信念を貫ぬくこと。
そんなまっすぐな姿勢に年商1000億円達成があるのでしょう。
継続は力
企業の最終的な価値とはまさに「継続すること」であり、何十年も続いている企業こそ偉大であるというのが高田社長の信条。
「ジャパネットたかた」が100年継続することを目指しているそうです。
高田社長のメンタルは、とても強いですね。
「感動を伝える力」が何よりも大事
お客様に商品の魅力をアピールするにも、社員と経営理念を共有するにも「感動を伝える力」が大事。
うまく話すのではなく、感動を伝えること。
テレビでお馴染みの甲高い声も、いかに視聴者の心に“伝えるか”ということを追求した結果、生まれたもの・・・。
「感動を伝える力が大事」。
達観された感じを受けます。
この背景には、地道な経営を営んできた高田社長の努力があるのでしょう。
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