2017年10月24日、日本維新の会の丸山穂高議員がツイッターで、やや激しく言葉をつづったツイートをした。
民進含め他党にブーメランあかんと厳しく言うといて、自分とこだけ緩いのはあかん、丸山も次4期目とかどうでもええ話、大阪と日本がよーなるかどうかが全て。それ考えたらどう考えても維新は総括と代表選が必要。若造に言われんでも代表は言うだけの人ちゃうし、ちゃんとやりまっせですね、失礼をば。
— 丸山ほだか (@maruyamahodaka) 2017年10月24日
瞬間は何なのか分からなかったが、このツイートに橋下氏は激怒。
僕が怒ったのは、このふざけた言い方。維新は代表任期がない代わりに大型選挙の後は臨時党大会で代表戦をやるかどうかを毎回決める仕組みにした。この仕組みは維新だけ。丸山はきちんとした言葉づかいで代表戦を求めろ。松井さんは日本維新の会を突き放したらいい。丸山のボケは自民党へ就職活動しろ。 https://t.co/83Uiu6Gbxr
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) 2017年10月25日
そして、26日にAbemaTVでスタートした『橋下徹の即リプ!』でその怒りを吐露。
【橋下徹vs丸山穂高】橋下徹が日本維新の会・丸山穂高にブチ切れた理由。橋下徹「高橋さん、吉本の社長に進言する時に言う?3時23分、こいつ酒飲んで酔っ払って打ってんだよ。ちゃんと代表選やりましょうならぜんぜんOK。言い方があるやろ。」 pic.twitter.com/LTs2DIV1gg
— Mi2 (@YES777777777) 2017年10月26日
橋下氏が怒っているのは、特にこの部分。
#橋下徹 さんが怒った部分
成る程、一般企業の若手社員が社長に対して言う言葉じゃないよね。
理解(((o(*゚▽゚*)o))) pic.twitter.com/3flL57pkjx— 雪柳☆*ふわみん大復活祭☆ (@yaeto22mimu) 2017年10月26日
「若造に言われんでも代表は言うだけの人ちゃうし、ちゃんとやりまっせですね、失礼をば」という部分が特に腹が立ったとのこと。
丸山穂高議員は、なぜツイッターへこんな投稿をしたのか?
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目次
丸山穂高議員がツイッターへ投稿した理由
ツイッターへ投稿した理由としてこのようにあります。
丸山議員は、先の衆院選で大阪19区から立候補し、3選を果たしましたが、維新が議席を減らしたことなどを受けて、その思いをツイッターに投稿。
このツイッター投稿が9月25日の夜中3時23分。
丸山穂高議員のツイッター、日が変わる前のツイートに過熱感
9月24日にもツイートしています。
25日への序章となるような過熱感あるツイートでした。
そのツイートがこちら。
24日に投稿された2つのツイートをご覧下さい。
丸山穂高です。堺市長選や衆院選で多くの維新の会の同士が落選した。かつては殺し合いの戦で決着つける権力闘争を選挙という形でしているので当たり前だが命までは取られない。しかし、党として大きく影響力を削られたことは間違いない。党員も議員も同じ一票と言いながらこれまで一度も(続く)
— 丸山ほだか (@maruyamahodaka) 2017年10月24日
(続き)代表選の機会がない維新。今、松井代表が再び再選してもしなくても、堺・衆院選総括と代表選なしに前に進めないのでは。有言実行の政党なら、自らも身を切る改革を進めてこそ、苦しい時も支えて下さる党員や全国支部の声を聞いての再始動の先にこそ、都構想再挑戦や次に向けて浮かぶ瀬がある。
— 丸山ほだか (@maruyamahodaka) 2017年10月24日
上2つのツイートを見ると「代表選の機会がない維新」と綴り、不満を表しているようです。
ツイートの返信に問題!?
このツイートにこんな返信がありました。
これが、丸山議員に拍車をかけたように見えます。
脱・橋下しなければ維新は厳しいと思う。松井さんも足立さんがも、橋下さんとのしがらみばっか。橋下が維新の真髄だと言うなら骨不在の党に用は無し。各議員の実力実績色が出てきた去年末頃から橋下頼みはやめとけば。あと見苦しい大阪自民下ろし。是々非々ならいいが、デマやミスリードは良くない。
— ベッポ@LINE➡WhatsApp (@Claudia_Zuckerb) 2017年10月24日
丸山さん、負けたらダメですよ。橋下氏の第二次ツイート読んで頭にきました。これからの維新は貴殿のような新しい世代が引っ張って行くべき。貴殿は間違ってない。
— ファーストペン (@vito_Ishi) 2017年10月25日
上記2つの返信を見ると、「いけ!丸山議員!脱維新!」と煽られているようです。
こんな煽りもあり、不満を爆発させ、言葉使いも考えず不満を直球で書いてしまったのではないでしょうか。
離党提出後、ブログで説明
丸山議員が自身のブログで、今回のツイッターについて書かれています。
それが、こちら。
▼丸山のツイッター投稿の表現について
丸山の投稿した「(前半略)若造に言われんでも代表は言うだけの人ちゃうし、ちゃんとやりまっせですね、失礼をば。」という表現について指摘がありますが、そもそも、このツイート自体、リツイートや誰か宛のツイートでもない形で「ですね」と同意を求める表現を用いたように、松井代表に向けたものでも、ましてや橋下顧問に向けたものでもありません。自分の意見を支援者や一般の方に述べたものです。党の未来がどうあるべきかについて支援者や一般の方に自らの考えを語るのは政治家としてよく行うこと。「失礼をば」という表現も「ば」は文法的にも強調の「ば」で、「失礼を致します」を少し古風な感じはしますが、より丁寧に言ったもの。文面に問題があるとは全く思いません。「今、松井代表が再び再選してもしなくても、堺・衆院選総括と代表選なしに前に進めないのでは。」というのも、また松井代表を替えようなどという意図ではなく、きちんと決められたプロセスを踏むべきという話です。ただ、私の投稿について生意気な印象を抱いたというご意見があること自体は、謹んでお受けしなければならないと考えています。
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この文面をみると、「松井代表に向けたものでも、ましてや橋下顧問に向けたものでもありません」と、誰か宛のツイートでもないことを説明されています。
そして、最後に「意見があること自体は、謹んでお受けしなければ」と反省も述べられています。
橋下氏激怒の内容
今回の丸山議員のツイッターの文面にあった、怒りの文はこちら。
「若造に言われんでも代表は言うだけの人ちゃうし、ちゃんとやりまっせですね、失礼をば」
橋下氏はこの文が党の代表に対して、失礼にあたる言葉使いと、激怒!
橋下氏の言いたいこと
26日にAbemaTVでスタートした『橋下徹の即リプ!』で、このように言及。
代表って、全国飛び回って心身ともにボロボロになるんですよ。結果が悪ければ、当然責任は取らなきゃいけないけど、丸山は自分の選挙区を回っただけ。何で選挙に通ったか、それは松井さんが知事やってるから。吉村さんが市長やってるから。大阪では府政、市政が前に進んでることもあって通ってんのに、その言い草なんやねんと。しかも投稿した時間は3時23分。酔っ払ってたんじゃないの?松井さんにお疲れ様でしたくらいないんかと!
「上下関係の礼儀を重んじるべ、お世話になっている人へ礼儀を示しなさい」という感じの内容。
丸山穂高議員まとめ
今回のツイッターの件は、橋下氏、丸山議員の両者に言い分があり、このまま折り合いはつかない感じです。
だから、丸山議員は離党届を提出したのでしょうが・・・。
離党後は無所属で政治活動を続けられるとのことで、維新を離れ今度は、何もないところで、自身の力が試されるでしょう。
今後の活躍に注目です。
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