日本に少しずつ設置が進むラウンドアバウト(環状交差点)。
みなさんは、その通行方法をご存知でしょうか?
ラウンドアバウトは、時計回り。
そして、ラウンドアバウト内を走っている車が優先で、ラウンドアバウトに進入しようとする車は待たなければなりません。
信号がいらないという、低コストと、事故が少ないという点で優れています。
しかし、大きなデメリットもあるのです・・・。
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ラウンドアバウトのデメリットは渋滞
ラウンドアバウトのデメリットは渋滞です!
それは、ラウンドアバウトにつながる一つの車線が渋滞すると全車線も渋滞してしまうのです。
例えばこのような感じです。
動画の上側の車線が渋滞しているのが分かると思います。
上の車線へ行きたい車が列を連ね、ラウンドアバウトはパンク状態!
つまり、ラウンドアバウトから抜ける1つの車線が渋滞すると、すべての車線がストップしてしまうのです。
通常の交差点であれば、1車線が渋滞していても、他の車線は通行できます。
交差点内が、グチャグチャになることはありません。
ラウンドアバウトは田舎に最適!?
ラウンドアバウトは交通量が少ない田舎限定かな。混んでくると逆に渋滞の原因になる。
実際に東南アジアでは街の発展とともに増加する交通量を捌けなくなり、普通の交差点に改造されて姿を消しつつある。— Hachikawa Yutaka (@i_porana) 2017年11月21日
田園風景の広がる田舎に行くと、こんな経験をしたことはないだろうか?
「交差点で信号に止まったのはいいが、車が全く通行していない」
車が全く通行していないのに、信号が赤のために「待った」をくらう。
こういったところにラウンドアバウトを設置すればいいと思うのです。
ラウンドアバウトは信号がいらず、低コストで設置が可能です。
そうすれば、無駄な信号待ちもなくなるでしょう。
ラウンドアバウトまとめ
海外では広く普及されているラウンドアバウト。
日本でも昭和の時代にあったそうですが、車のサイズが大型化するにあたり普及は進まなかったといいます。
しかし、2013年には日本でも従来あった信号機を撤去したラウンドアバウトが初めて導入されています(長野県飯田市の東和町交差点)。
このブログに書いた通り、大都市の中には適さず、人口の少ない田舎にどんどん導入していけばいいのではないかと思います。
日本でも普及が進んでいるラウンドアバウト。
今後、利用する機会が出てくるかもしれませんね。
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