格闘技イベント「RIZIN」で、衝撃の減量失敗が報じられた。
これは、12月29日対戦カードの「ギャビ・ガルシア vs. 神取忍」の試合直前の出来事。
この試合は、95・0キロ契約だった。
神取忍は、73・75キロでパスしたが、ガルシアはなんと12・7キロオーバーの107・7キロ。
神取忍との体重差は33.95キロ。
「何だよ、これ!?どうなってるんだ!?」と神取忍は激怒!
こんな、前代未聞の12.7キロオーバーの事態に「RIZIN」サイドはどう対応するのでしょうか?
試合は明日に迫っていて、今から12.7キロの減量など不可能。
これには、厳しいペナルティが科せられるかもしれません。
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目次
ギャビ・ガルシアへのペナルティーは・・・
今回、95・0キロ契約ということで、ガルシアの体重107・7キロは、問題外。
これに対し、「RIZIN」はどう動くのか?
以前、「RENA vs アンディ・ウィン」の試合ではアンディ・ウィン選手が250gの計量オーバーをしてしまった。
その時のペナルティは・・・
「なにも発表されず」!
これは、250gというオーバーだったので、ごく微量ということで軽度に扱われ、何もペナルティーがなかったもよう。
もしかしたら、内々でペナルティーを科したのかもしれません。
計量12・7キロオーバーには罰金が相当する!?
ボクシングの試合で計量オーバーに対して罰金が科せられた例があります。
スーパーミドル級王座に挑戦するはずだったエドウィン・ロドリゲスは計量で失格し、報酬の10分の1に相当する10万ドル(約1050万円)の罰金を払ってリングに上がった
ミゲル・アンヘル・ガルシアも計量で失格してWBOフェザー級王座を失ったが、15万ドル(約1575万円)の罰金を払って試合に臨んだ。
ボクシングの世界では、計量を失敗するとペナルティーとして罰金を科せられる例があります。
また、王座を剥奪されるチャンピオンもいます。
こういった例もあり、今回のギャビ・ガルシアへのペナルティーは、莫大な罰金を科せるかもしれませんね。
ギャビ・ガルシアへのペナルティーは「なし」と発表
追記
後日、ペナルティーは何も科せられないと発表がありました。
神取忍は、ガルシアとの仕切り直しを望みました。
つまり、再び対戦カードを組んでもらうことに。
それは、いつになるのかは未定ですが・・・。
リングの上で、高田延彦統括本部長の同意を得たので、今後の決定に注目です。
試合は行われるのか?
ガルシアの軽量オーバーには、高田延彦統括本部長もガルシアを厳しく非難しました。
「仕事放棄と同じようなものです。看過できないミスを犯したと個人的には思っています。非常に落胆しました。ガッカリしました。多くの人を裏切ってしまいました」
計量12・7キロオーバーは前代未聞。
試合を中止しても、おかしくない状態です。
しかし、せっかくの大会の試合に穴をあけるのはもったいないような・・・。
高田延彦統括本部長は、試合について次のように述べています。
「現状ではやらせるわけにはいかない限界点に来ています。非常に危険も伴います」
「あくまで安全面第一ということで、試合をやるかやらないか早急に発表したい」
安全面第一を重視しています。
プロレスであれば問題ない体重差でしょうが、総合格闘技ルールが主体の「RIZIN」では、体重差は勝敗を分ける大きなもの。
決して軽視できません。
しかし、神取忍が「ルールを破りやがって!ボコボコにしてやる!」と試合を望めば、前述の罰金をガルシアに科し、試合が行われるのではないかと予想します。
試合は中止に!
追記
2017年12月29日の試合は、中止されました。
ガルシアの計量オーバーがあったにもかかわらず、神取忍は、試合をやりたいと希望しましたが、その願いは叶わず、中止となりました。
しかし、再び対戦カードが組まれることが決定しています。
ギャビ・ガルシアが減量失敗まとめ
12.7キロオーバーという前代未聞の減量失敗。
これだけの、計量オーバーとなると、わざと体重を増やしてきたような感じもします。
計量中に体調を崩し、数キロオーバーとなる例はありますが、12.7キロというのはありえないオーバーです。
28日の公開計量で何も発言しなかったガルシア。
一体、何を考えていたのでしょうか?
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