2017年7月14日
横浜市で強い毒を持つ「ヒアリ」が500匹以上、確認・・・。
すでに繁殖が始まっている可能性があります。
ヒアリが、繁殖していることが
確認されました。
また、別のニュースでは
東京・大井ふ頭のコンテナからは
床に敷いてあるベニヤ板の上で
100匹以上のヒアリが見つかっていた。ベニヤ板の中で、ヒアリが巣を
作り繁殖していたことになる。
このヒアリの繁殖は
輸送中に、コンテナの床に敷いてあった
ベニア板の中で進んでいました。
その数が100匹以上です。
なぜこんなことになったのでしょうか?
コンテナは検査されて海を渡って
きているハズでは?
なぜヒアリがいたのか?
日本コンテナ取り扱い事情は
どうなっているのでしょうか。
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日本コンテナ取り扱い事情
コンテナは海を渡る前に
検査されます。
しかし、今回、ヒアリの上陸を許して
しまったということは、この検査が
機能していなかったことを意味します。
以下税関検査についてです。
税関では検査の種類ですが、『X線検査』
貨物を実際に税関が取り出して確認をする『全量改品検査』
『一部改品検査』があります。X線検査であれば、コンテナを通すだけで
終わる場合もありますし
検査結果によってはそのまま貨物を取り出して
確認する改品検査に流れてしまう可能性もあります。
このように検査は、製品に対して
行われています。
コンテナの中を詳しく検査するなどは
ないようです。
おそらくですが
コンテナ一つ一つを詳しく検査するのは
手間も、コストもかかるので
行ってないのでしょう。
怖いのは、輸入実績がある場合は
検査はパスされ素通り状態になるようです。
そんな管理が、今回のヒアリの
上陸を許してしまいました。
もしかすると、もう内陸の
どこかでヒアリが繁殖しているかも
しれません。
ヒアリの越冬
ヒアリは越冬できます。
日本の冬を生き延びることができるのです。
ヒアリの繁殖を抑える対策が急がれます。
でないと、気軽に公園の草むらに
座ったり、寝転んだりできなくなります。
この先、ヒアリが拡大した時に
人体に噴射できる、「蟻よけスプレー」が
開発されれば助かりますね。
ヒアリの注意点・刺された時の対応
ヒアリの注意点
・ヒアリを刺激すると刺される場合があります。
・ヒアリが生息している可能性があるような場所(緑地帯の土や芝生の土等)には安易に手をいれないようにしてください。
・ヒアリと疑われるような個体や巣を見つけた際は、刺激(アリを踏もうとしたり、巣を壊したり等)しないでください。
刺された時の対応
・まずは安静(20~30分程度)にし、容体が急激に変化することがあれば、最寄りの病院を受診してください。
・受診の際は、「アリに刺されたこと」「アナフィラキシー(重度のアレルギー反応であること)の可能性があること」を伝えてください。
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